生活習慣病の予防

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生活習慣病は予防できる

生活習慣病は予防できる

生活習慣病は予防できる病気です。適切な食生活や運動、禁煙などの「健康的な生活習慣」を維持することがポイントです。また、定期的な健康診断を受けることは、早期発見・早期治療につながります。

定期的な健康診断

定期的な健康診断

健康診断と生活習慣病の予防は切っても離せません。健康診断で精密な検査を受けることには、自分の体と向き合うきっかけであり、病の早期発見につながります。また、健康診断で測定される身体的指標や検査結果をもとに、医師や保健師から適切なアドバイスや生活改善のアドバイスを受けることもできます。定期的な健康診断は、健康維持や生活習慣病予防のために重要な取り組みの1つです。

身体を守る習慣

生活習慣病は自覚症状もなく進行していくため、自己管理の習慣化が大切です。予防のためには、自分自身が意識して日々の生活習慣を見直し、正しく改善することが必要です。

運動不足の解消

適度な運動は血圧や血糖値の調整に効果的であり、肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病のリスクを下げることが示されています。筋肉を使うことは、心身の健康にも良く、ストレス解消や睡眠の質の向上にも役立ちます。自分の身体に合った適度な運動から取り入れてみましょう。

身体を動かす意識から

まずは「なるべく階段を使うようにする」「自宅から駅まで歩いてみる」など、日々の中に身体を動かす意識を持つようにしましょう。手軽に始められる運動としては、ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動がお勧めです。

バランスの良い食事

バランスの良い食事を続けることは、健康的な身体づくりに欠かせません。具体的には、野菜、果物、豆類、魚、肉、卵、乳製品、穀類などを適度にバランスよく摂ることが重要です。野菜を中心に必要な栄養素を満遍なく取り入れ、腹八分目の食事を心がけましょう。

理想的な食事とは
  • 野菜や果物を多く摂ること
  • 穀物や豆類などの炭水化物を適量摂ること
  • 魚や豆腐、納豆などの大豆製品、肉や卵、乳製品などからタンパク質を摂ること
  • 植物性油脂はオリーブオイルやアボカドなどを適量摂ること
  • 食塩や砂糖の摂りすぎに注意すること

喫煙・飲酒を控える

喫煙や過剰な飲酒は、心血管疾患やがんなどの生活習慣病のリスクを高めることが知られています。喫煙は、血管を収縮させたり、動脈硬化を進行させたりすることがあります。また、肺がんや気管支炎、慢性閉塞性肺疾患などの疾患リスクも増加するとされています。一方、過剰な飲酒は、肝臓疾患や脳卒中、高血圧などのリスクを高めることが知られています。ですので、禁煙・禁酒は生活習慣病の予防につながる重要な行動の1つと言えます。

自分に合った解決策を探す

禁煙・禁酒を実行するためには、具体的な目標を設定することが大切です。喫煙や飲酒のシチュエーションや、トリガーを避けることも重要と言えます。また、一人で習慣を断ち切るのではなく、周囲の人に宣言した上でサポートしてもらう方法も有効です。

質の良い睡眠を取る

質の良い睡眠をとることは、身体健康にあらゆる効果をもたらします。疲労回復、免疫力の向上、代謝の向上、記憶力の向上、ストレスの回復など良いことづくしです。睡眠の質を向上させるためには、睡眠環境の整備や日中の生活リズムの調整なども大切です。

睡眠の質を向上させる
  • 毎日同じ時間に寝るように心がける
  • 就寝前にはリラックスする時間を作る(入浴やストレッチ、読書など)
  • 寝室は暗く静かで涼しい環境にする
  • 自分に合った寝具やマットレスを選ぶ
  • 就寝の2時間前からスマートフォンやパソコンを触らない

習慣は徐々に作られる

新しい習慣を身につけるためには「継続」することが何よりも重要です。急に大幅に生活習慣を変えてしまうと、ストレスや挫折につながります。例えば、1日に野菜を1品追加する、30分歩く習慣を毎日増やしていくなど、少しずつ変化を加えながら習慣を定着させましょう。また、周りのサポートや自分自身に対するポジティブな言葉かけも大切です。

生活習慣病の予防について

京都市南区の永谷クリニックでは、生活習慣の改善やアドバイスを行っています。「健康診断で引っかかってしまった」「生活習慣病について相談したい」など、お悩みの方はお気軽に相談ください。

075-691-6910