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「要再検査」などの結果が出た場合
健康診断などで「要再検査」などの結果が出てしまった場合は、決して放置せず医師の指示に従って行動しましょう。発見された問題を放置することは、自分自身で大病を引き起こすリスクを高めてしまっているということです。「これくらい大丈夫」などと自己判断や過信はせず、専門医の意見を聞くことがとても大切です。早期に問題を発見し対処することは、将来の健康維持に大きく影響します。
健康診断の再検査が必要な理由
再検査は、健康診断で見つかった異常の状態を確認するために実施されます。異常が見つかった場合、再検査は必要不可欠なステップとなります。再検査を受けることは、自分の心身の健康を守ることにつながります。
一時的な異常であるかの確認
健康診断によって発見された異常が一時的なものである場合があるため、再検査で正常範囲内であることが確認できます。
早期解決のカギになる
病気が見つかるということは不安を引き起こすかもしれませんが、早期発見できた場合は治療がスムーズに進み、治療後の生活の質を維持できます。
生活を見直す機会
健康維持のために生活習慣の改善が必要な場合があるため、再検査で自身の生活習慣を見直す機会になります。
健康診断の結果の見方
健康診断の結果は、主に以下の4つに分けられます。
「異常なし」
今回の検査結果では異常がありませんでした。とはいえ、今後も年に一度の健診を受けるように心がけましょう。また、結果とは関係なく気になる自覚症状や体調不良がある場合は、速やかに医師へご相談ください。
「要再検査」
基準範囲の数値を超えていますが、すぐに治療を必要とする状態ではありません。ただし、生活習慣の見直し、及び改善が必要です。医師による専門的なアドバイスを受けることも良いでしょう。
「要精密検査」
基準範囲の数値を大きく超えており、診断を確かめるために詳しい検査が必要です。健康診断だけでは、特定することが難しい病気が疑われるため、より詳しく検査をする必要があります。検査結果に不安を感じてしまいますが、必ず病気があるということではなく、再検査で異常が見つからないケースもあります。精密検査はなるべく早く受けましょう。
「要治療」
要治療とは、すぐに治療が必要な状態です。なるべく早めに医師の診察を受けるようにしましょう。
再検査を受ける場所
基本的に再検査を受ける医療機関は患者様の任意によって選んでいただきます。検査を受けた同じ医療機関でも、別の医療機関でも受けることができます。
同じ医療機関の場合
既に健康診断の情報があるため、紹介状の必要もなくスムーズに検査が行えます。
別の医療機関の場合
大きな病院で再検査、及び精密検査を受ける場合は、検査を受けた病院からの紹介状が必要となります。
手間や費用がかかりますが、セカンドオピニオンとして別の医療機関を選択される方もいます。
保険負担、費用について
通常、人間ドック・健康診断は保険適応外であり、自己負担となります。再検査・精密検査については、保険が適応されます。さらに、再検査・精密検査の費用については、会社によって対応が異なるようです。会社が費用負担する健康診断で再検査・精密検査の通知が出た場合、指定病院で受ける場合のみ、費用負担をしてくれる会社もあります。ただし、基本的には再検査・精密検査の費用は自己負担となります。以上のことを踏まえ、再検査・精密検査が必要な場合には、費用面も含めてしっかりと検討し、適切な対応を行いましょう。
健康診断にひっかかった方へ
健康診断で異常が指摘された場合、初めてであれば不安になるかもしれません。ただ、健康診断は異常が見つかる前に早期発見に役立つものであり、再検査や治療の指示があった場合には、できるだけ早く対処することが大切です。京都市南区の永谷クリニックでは、健康診断で指摘された異常について、適切な治療やアドバイスをご提案します。お気軽にご相談ください。